島んちゅに会いにいこう!

長嶺花菜

2012年08月25日 17:48

久米島の黄金(くがに)旅、Part.2

実は私のおすすめ久米島ベスト3を決めたいところですが><

久米島は見どころが多い島
なかなか決められないので

私が訪ねた場所をすべてご紹介したいと思います


国指定重要文化財建造物「上江洲家」



1750年、琉球王朝時代に建てられた士族の家です

当時の面影がそのまま残っていて
歴史を刻む赤瓦の屋根が美しく
タイムスリップしたようでした^^




上江洲家にはシーサーがないことを発見

沖縄の昔の家にはシーサーがいると思っていた私

管理人の上江洲さんのお話だと
風水でいい方角にある家は魔除けのシーサーはいらないそうです

上江洲家はいい場所に建てられているんですね

ちなみに、首里城にもシーサーがいないのはそういう理由があるんです

なるほど~




この家を支えている柱はチャーギ(イヌマキ)の木

チャーギは、強度や耐久性に優れていて柱としては最高級品

でも、上江洲家の10本の柱の中で、1本だけは
フクギの木の柱が使用されているそうです

それは、チャーギの柱を建てられるように
日々精進し続けることを忘れないための教えだとか・・・

すべてを満たして完成してしまうと
努力をしなくなり、成長しなくなる

それ以外にも、部屋の広さが満たされない数(奇数)にするなど
その思想は家のいたるところに反映されていました

先人たちの教訓

後世の私たちに伝えたいメッセージかもしれません




あはは~と大きな声で笑う上江洲おばぁ

どんなに嫌なことがあっても楽しく、
一日の終わりは笑顔でと

あたたかいおばぁの言葉が心に染みます^^


他にも男性選びの条件などなど
普段は聞けない話をたくさん伺うことができましたよ


男性選びの条件はひ・み・つです

知りたい方は上江洲おばぁに会いに行ってくださいね




上江洲おばぁとお別れし、次に向かったのが

国指定天然記念物 五枝の松



実は私の祖母は久米島出身なんです
この五枝の松の近くに祖母の実家があって・・・

私も幼い頃、ご枝の松の周りで遊んだような記憶が^^

私にとって久米島は第二の故郷のような場所なんです




五枝の松は樹齢250年の琉球松

五本の枝から広がって伸びているのかと思っていましたが
枝を数えてみると、無数に広がっていました



太い枝が上に伸びるのではなく、
地面に這うように伸びる姿は
生きた龍神のような迫力

自然が織りなす造形美に圧倒されました





枝に抱きつくと
木の生命力を感じて力が湧いてきます





勝手に私のパワースポットにしよ^^



まだまだ続く久米島の旅
次回は島の特産品をご紹介します





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花菜

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